ホームヘルパー資格 取得方法

ホームヘルパーの職業倫理

ホームヘルパーは、一人では最低限の生活ができない要介護者やそのご家族をサポートするために、お金をいただいてその人の自宅に上がりサービスを提供するお仕事です。
どの職業にも、その職業なりの職業倫理がありますが、特に日常の家庭生活やプライバシーの部分にも深くかかわる機会の多いホームヘルパーの職業倫理は必ず守られなければならないものが多いと言えるでしょう。

 

人権を守る、価値観を尊重する

まず、ホームヘルパーの職業倫理の根底にあるのは、要介護者やその家族の基本的人権を守り、価値観を尊重するということです。
慣れてくると、つい、効率を優先してしまうことも多くなるのですが、介護を受ける側も一人の人間として意志を持っています。
その人の希望に応じたサービスの提供を常に心がける必要があります。
さらに関連して、要介護者の自立を妨げるような介護サービスの提供は避けるべきです。
ほとんど体が動かせない人であっても、自分でできることが一つでもあるのであれば、それは時間がかかっても本人にやってもらうことで、潜在能力、残存能力の芽を摘んでしまうことを防げます。
ホームヘルパーにお世話してもらうことで、それに依存してしまうということは職業倫理として起こってはいけないことです。
時間的効率から言えば、すべての作業をホームヘルパーがやるのが効果的でも、決して時間や金銭的な尺度で測れない価値がホームヘルパーの提供するサービスの中にはあるのだと心得ましょう。

 

安全第一で行動する

また、ホームヘルパーの提供するサービスの中には、少し間違うと介護を受けている人を生命の危険にさらしてしまったり、ケガをさせてしまったりといったことにつながるようなものも少なくありません。
どんなときであっても、ホームヘルパーの業務は安全第一ということを最優先に考えることがホームヘルパーとしての職業倫理でもあります。
それを実現するための豊富な知識と正しい技術の習得は必須です。
基本的なことを基本に忠実に実践していくのが最終的にサービスを受ける側の安全、サービスを提供する側の安全につながるのです。

 

利用者の信頼を得る

また、ホームヘルパーに対しては、一定のレベル以上の信頼感をいだいてもらわないと、必要なサービスを提供できませんね。
状況によって、自宅の鍵を預け、家族のお世話をしてもらうこともあるホームヘルパー。
もしあなたが主婦をやっているならこういったことを、例えホームヘルパーさんであっても安心してまかせられるというのは相当な信頼感が必要であることが理解できるでしょう。
そのため、自分で思っている以上にコミュニケーションということには気をつかう必要があります。
信頼関係を築き、さらにそれを膨らませていく努力は常に怠ってはいけないと思います。


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